今週のはじめくらいだったでしょうか。母校の元担任から電話で連絡があり、卒業生講演をしてほしい旨の話を受けました。いや、別に私が偉いことをしたからではありません。私の高校は、一般受験で大学に進む人自体本当に少ないため、現役大学生要員としてたまたま声がかかっただけです。ご存知・ご察しの通り(w)、私は口下手ですし、日常のコミュニケーションですら怪しい。おまけに模範的な大学生でもなければ、精神的に健康でもない。ですが、いずれ教育実習で母校に行くことだし、せっかくなんで事前の良い経験になるのではないか、と思い引き受けたのです。こうして、単位を落としまくりの「準」ひきこもりと呼べなくも無い大学生が、生意気にも、400人の高校3年生の前で講演をする運びとなりました。
そうと決まったら、少なくとも前日までには原稿を準備して、練習はすべきでしょう。しかし、大学に通って課題をこなすだけで精一杯の毎日。つい先延ばしにして、当日まで全く何も準備をせずに過ごしてしまいました。そして、いざ当日になってもなかなか頭が上手くまとまりません。結局、簡単なメモ程度のお粗末な原稿を持って、高校へ向かいました。ガクガクブルブル……。
久々の高校はやはり懐かしく思います。在学当時はあんなに嫌だったのに、ふしぎふしぎ。私のほかにも5人、卒業生の講師の人が来ていました。下は18歳から上は30台の人まで。皆さんちゃんと入念に原稿を用意してきている様子でした。
講演時間まで余裕があったので、元担任と談笑。「お前はサラリーマンには向いていない」「お前は悩みすぎる」「海外へ行って、陽気な人たちと触れ合ったほうがいい」と、アドバイスを貰いました。ううむ、と考えさせられました。その後、私の大学の同学科の卒業生で、英語科教員の方がいらっしゃるとのことなので、少し話をうかがいました。
いざ本番です。私の順番は一番最後。前の4人は順調に講演をこなしてゆきます。特に、企業の営業を担当している人の話なんかは、抜群に上手かったですね。そして、私の前の人の番も、たどたどしくですが、話を終えました。彼も私と同じように原稿をまともに用意していなかったようで、かなり苦戦していたようです。
さて、私の番。とても緊張しました。アウトラインは大まかに、「大学の授業はこんなのですよ」「大学の授業以外の自由時間の使い方を考えてね」「世の中は理不尽。これから進路を決めてゆく上で上手くいかないことがあるかもしれないけれど、他人のせいせずにがんばって」、この3つ。ほぼアドリブで話しましたが、ぜんぜんまとまった話が出来ませんでした。特に、最後のほうなんて、とても明るい話とは言えないので、悪いことをしたなあ、と思います。私のあまり抑揚の無い話し方、低く小さい声であんな話をされたら高3生はたまったものじゃなかったでしょう。しかも、「夢を持て」「やればできる」系の話が5つ続いて、締めくくりが私のあんな話だったものだから。
ああ、もうやってしまった! ばかばかばかばかばか!
罪悪感と無力感でいっぱいでした。なぜ自分はもっと気の利いた話が出来ないのだろう、とか、もっと別の話をしたほうが良かったのではなかったか、とか。あとは、技術的な問題で、もっと明るいトーンで話をすればよかったかな、とも思いました。
その後、元担任が現在持っているクラスに顔を出しました。かわいい(本当にかわいい)女子高生に「英語の勉強の仕方を教えてください!」と相談されるのは悪い気分ではありません。しかし、英文科に入ってからほとんど勉強から逃げていた私には辛い相談……。

謝礼に図書カードもらた。これで百合で百合で百合百合な漫画を買うことにします。
ここは歴史ある私立女子校の、蔦の絡まるドミトリー。その一室で、女の子たちが夜な夜な紅茶とクッキーを持ち寄り、ひっそりとお茶会が開かれます。ほのかな灯り、心地よい紅茶の香りと共に、楽しいおしゃべりの時間……みたいな漫画があったら教えてください。
(↑本日もっとも言いたかったこと)

